美味しいコーヒーを入れる方法

美味しいコーヒーを入れる方法

美味しいコーヒーを入れるには、3つのものが必要です。

  1. 良い豆(当店や、こだわりのコーヒーショップでお買い求めください)
  2. 器具(主にグラインダー)
  3. スキル(注ぐ勢い、安定感などのコントロール)

以下では、参考になる書籍や、YouTube動画を紹介します。

是非、参考にしてください。

 

淹れ方(スキル)について

まずは、スキルから紹介します。プロが解説している淹れる様子を見てもらうのが一番だと思います。

4:6メソッド

世界チャンピオンに輝き、ファミマのコーヒーの監修などを行う知る人ぞ知る、コーヒーのプロです。

短い解説は、こちら

 

詳細な解説動画は、こちら

書籍も出されています。

 

 

井崎式

コーヒー豆が持っている味を全部出すメソッドです。

ワールド・バリスタ・チャンピオンが教える 世界一美味しいコーヒーの淹れ方

 

 

ワンポイント:蒸らしを頑張る!

コーヒーの味を決めるのは「蒸らし」です。最初の注ぎが重要ですが、これが難しい。プロは、慣れすぎてサラっとやりますが、普通の人は失敗しがち。

解決方法は「撹拌すること」です。

スプーンで混ぜたり、グルグル回転させるだけで、一気に安定します。

 

必要な器具

以下を揃えると良いです。

  1. コーヒーミル(豆を細かく粉砕する器具)
  2. コーヒー用のスケール(重さを測るもの)
  3. ドリッパー(コーヒーを抽出するための器具)
  4. フィルター(ドリッパーにセットする)
  5. コーヒーサーバー
  6. ケトル(お湯を注ぐもの)
  7. 温度計(ケトルに付いているなら不要)

独断と偏見の「おすすめ」

(1) コーヒーミル

基本として、コーヒーは「豆のまま」購入してください。豆を飲む直前に、挽いて飲むことで、本来の美味しさを得られます。豆を挽くと、空気に触れる表面積が爆発的に増加し、あっという間に劣化します。

コーヒーは「豆で購入し、直前に挽く」が大切です。

コーヒーミルは、コーヒーの世界チャンピオンに輝き、その後もチャンピオンを目指す人(海外、国内問わず)たちをコーチする粕谷さん曰く、

「もっとも大切」

とのことです。

詳しくは、こちら。

良いコーヒーミルを使うことで、コーヒー粉の粒度が揃い、微粉量が減ることで、ネガティブな味が出ずらくなります。

他の器具は、安いものでも、あまり味に影響しません。コーヒーミルだけには、投資しましょう!最高峰の「コマンダンテ」を購入してもいいですが、びっくりする価格に感じると思います。

以下の「タイムモア」が、おすすめです。

Newの方が良いそうですが、古いバージョンでも十分な性能があります。価格で決めてください。

詳しくはこちら

 

 

(2) コーヒー用スケール

コーヒー専用のスケールを使うと、ストレスがありません。毎日、毎日、何回も使うものなので、しっかりとしたものを購入するのが良いです。

コーヒー専用の「0.1g単位で測れて」、「タイマーが付いている」ものが良いです。

コーヒー豆は、1g単位で濃度感が変わります。正確に測るためには、0.1g 単位のものが良いです。

また、抽出時間をタイマー(ストップウォッチ)で測ることで、毎回、同じようにドリップしやすくなります。タイマーを使うことで、蒸らしの時間や、2回目、3回目の注ぎのタイミングをコントロールしやすくなります。

業務用の場合、電池の持ちが良い「低電力な液晶画面」のものが良いですが、一般家庭で使うなら「見やすいもの」が良いです。

おすすめは、「タイムモア」のスケールです。

 

(3)(4) ドリッパーと、フィルター

ドリッパーは、「ハリオV60」がおすすめです。慣れてきたら、お好みのドリッパーを買い足すと良いです。

ドリッパーは、プラスティック製でも、ガラス製、陶器製でも「ほとんど、変わりません」。プラスティック製なら、400円ぐらいで購入できます。

サイズは、「02」がおすすめです。01の場合、どうしても「一気に注ぐ淹れ方」ができません。様々な淹れ方ができるように、1から4杯のものを選ぶと良いです。

ドリッパーに合わせて「円錐フィルター」を購入してください。

以下、おすすめを貼り付けておきます。

ハリオV60 - 02

https://amzn.to/3onI1sJ

ペーパーフィルター

https://amzn.to/43n9o4T

(5) コーヒーサーバー

コーヒーを受ける専用のポットを用意しましょう。どんなものでも良いですが、シンプルなものがおすすめです。メモリは不要です。スケールで重さを測ります。

おすすめはこちら。

(6) ケトル

お湯を注ぐポットのことです。主に2つの方向性があります。

  • 温度設定機能付き電気ケトル
  • シンプルなコーヒーケトル + 温度計

電気ケトルを使えば、温度管理がとにかく楽です。83度で抽出したければ、83度に設定して、スイッチオンすればOKです。狙った温度に何もせず設定できるのは、本当にストレスがありません。

一方で、電気ケトルはどうしても「重い」です。注ぐ際に、力が必要だったり、コントロールが難しかったりします。

その点、シンプルなコーヒーケトルは「軽くて、注ぎやすい」です。ただし、温度設定が大変。ただ、慣れてしまえば簡単です。

まず、お湯を沸騰させます。その後、コーヒーカップにお湯を注いで、少しだけ熱を取って、ケトルに戻すなどすれば、少しずつ温度を下げることができます。

コーヒー専門のものを選ぶのが良いです。おすすめは「温度を設定できるもの」です。予算に余裕があれば、2万円、3万円台のものなら、どれを買っても不満はないでしょう。

電気ケトルのおすすめは、以下の通りです。見た目と予算で決めればOKです。

シンプルなケトルは「趣味」のものです。安さで選ぶより、高品質で選ぶことをおすすめします。電気ケトルが買えてしまう価格のものですが、以下の通りです。

 

(7) 温度計(オプション)

色々ありますが、「タイムモア」が便利です。

 

参考に、粕谷さんの動画もどうぞ。